■■有栖川みかほ(通称アリス)様■■

雪さん以外でお送りする、見てもどーしよーもない小説


 




何がいったいどうなっているのだろうか
サクラはぽかーんと口をあけた
「おちつけ・・・・落ち着け私」
言ってみたところで何も始まらない
何も始まってはくれない
これすなわち「なんにも起こんないZE!」の法則
サクラは頭を抱える
本編では
大変なことに巻き込まれていたような気がするのだが・・・・
「・・・・・・・」
いかんいかん、「秋」ではなくなっているじゃないか
「おい」
サクラは虚空に話しかける
「何がどうなっている」
しか〜あし!
当然のことながら答えは返ってこない
木霊する自分の声
「まったく・・・・」
嘆息
だれかが何かしらしてくれるだろう
しかぁ〜し!
そんな期待は
「何にも起こんないZE!」の法則により何もおこらない
かなり使える法則である
テストのときも「なんにも起こんないZE!」
受験のときも「何にも起こんないZE!」
〆切を過ぎても「何にも起こんないZE!」
「それは単なる言い訳だろう」
いやぁ〜、言い訳という名の理由ですとも




























「はい、あたしの番」
「ちょ! それはねぇって!」
「せや! ちょいまちぃ!」
仲良くトランプをしている
クレア(完全無欠すばらしきお嫁さん)とヘイズ(フルボッコになっちまえ!)と
グラサン(口癖「めがね、めがね」)
「はい、そろった〜あがり〜」
「くそっ!」
ヘイズがカードをにらむ
馬場抜きの最中ですアルよ
「俺と兄ちゃんの勝負やな」
「みてぇだな、メガネ」
イル(攻撃力300メガネ)が立ち上がる
「これはメガネやないっ!」
「似たようなモンデショ」
クレアがあきれたとばかりにてをひらつかせる
それにイル(がねめー)が反論する
「ちゃうわ! ええか! めがねっちゅーのはなっ!」
そのまま一人語りだす
メガネにはひとなみはずれたおもいがあるらしい
「・・・・やからなっ!  ・・・・・・で、せやから!・・・・・」
まだつづくの〜、とクレアが机にぐた〜となる
そのすきにヘイズがイル(めがねーる)のカードから数枚抜く
「はい、あがり〜」
「・・・・・やから・・・・・はぁ!?」
オーバーリアクションでイルが振り返る
「ほい、お前の負け」
「いや! 明らかにおかしいやろっ!」
全力で反論
ち、とヘイズが舌打ちをする
「なんだ、やんのか兄ちゃん」
「そっちがその気ならやなっ!」
ヘイズはびしりとゆびをさす
「ここからの戦い・・・・女子供はみるんじゃねぇ!」
何の宣伝だろう
「あかこ〜なぁ〜! ヴァーミリオン・CD・ヘイズ〜!」
クレアがエアマイク片手に司会をする
「三角こ〜なぁ〜! シロジャケ〜!」
「俺は台所用品かいっ!」
イルのツッコミが入る
「みあってみあって〜! はっけよ〜い!」
「「ノコッタァアア嗚呼あああああああああああっ!!!!!」」
のこった、は選手ノセリフじゃねぇ〜!
とかつっこむ間もなしに試合開始





























そのころ〜
「ねぇさ〜、どう思うセラちゃん」
「えっと・・・・・そうですね・・・・」
龍使いのファンメイと光使いのセラ
そして
われらのヒーロー
「「天樹 論」」
「はいはい、いろんな人のものを使うんじゃない」
錬はかるくうけながす技を覚えた
「じゃ、天樹 零」
「だから、人のネタを盗らない」
「えっと、アマ・ギレンさんですよね」
「君も切るトコ違うから」
まったくなじみのない名前にされてしまいそうだった
「ね〜、わがままだよね〜セラちゃん」
「そ、そうですね・・・」
頷くポニーテール
「ところで、何の集まりなんだろう?」
「ところでさ、リンスとコンディショナーって何が違うのかな」
「まったく違うんじゃないですか?」
「するぅうううううううううううううううううううううううううううーーー!」
シカトされた悲しみに錬は吼える
「うるさいね〜」
「はぁ・・・・」
「ファンメイ! 」
「何〜?ア・マギレン」
ここまで来るとキマグレンしか思い浮かばなくなってくる
そんなアリスなのであった
「そっちの解説いらないからっ!」
「独り言だよ〜、ね〜セラちゃん」
「はいです・・・・」
中学生女子に見られる「ね〜?」「ね〜」である
一緒の角度で首をかしげると、いらつかせる効果がある
結構な頻度でしています
「あみぇあぎぃ・れーんさんですよね」
もう、誰かさえもわからない



























「さえぐさや〜 あぁさえぐさやぁ〜 さえぐさやぁ〜」
よくわからないがここで一句
松尾芭蕉もびっくりである
バションボリ
「ふっ・・・・・人気投票一番か・・・」
いまさらながら幸せに浸るサクラさん
「セレスティにも勝ったんだな・・・」
幸せですとも、あっはっはぁ〜
「「「あ!」」」
どこからか三人の声が聞こえる
「サクラじゃん」
「サクラだ」
「サクラさんです」
じゃん・だ・さんです
語尾だけで何かできそうww
「ん・・・・・・まさか・・・あなたたちもか」
「えっと、はいです」
セラがうなづく
「そーゆーサクラは何にやけてたの〜?」
チャイナドレスのファンメイがに〜と笑う
「ぅ! ・・・・・別に何も」
「せやな」
「あぁ・・・・・って!」
振り返れば、シャケ
「食べれないと思います」
良くぞ突っ込んでくれたww
「あれ? あんたたちも?」
「みてぇだな」
続いて現れたのが、クレアとヘイズ
「ところで、どうやってオチつける気なんだろうね」
ぐああぁ!
錬の言葉がアリスの心を打ち砕く
「おそらく、すばらしい人たちの間に温度差を生むんやろな」
ペ間ギャル簿っ!
「そういえば、ここに来る途中カードゲームしてたよな」
「うん」
「それで終わり・・・・・・・・にはなんねぇな」
うん
ココロからそう思うよ
「じゃさ! ドラゴンボール集めよぉっ!」
えいっ、と拳を突き上げ楽しそうにメイが提案
しかし・・・
「それだと、テーマから外れるじゃないか」
サクラが軌道修正
「たしか・・・・秋だよね」
「せや」
錬にイルが応じる
「じゃぁ! 俳句読んでおわろー!」
「なんでそれだとテーマにそってるって思ってんだよ・・・」
ヘイズがメイにでこピンっ!
「うにゃっ!」
「秋って言えば、なんだっけ・・・?」
クレアが頭を抱える
「紅葉とかですね」
セラはのほほんと答える
「うにゃー! もう七つ骨盤集めてそれで終わりにすればいーのっ!」
「何がええんや・・・・・って!骨盤っ!?」
しかも七つ
「もうこのさいこれでいいか、セレスティ」
サクラは精神テキ疲れのため、思考力が低下している
「えっ! ・・・・・骨盤はちょっと・・」
「じゃぁ! 鎖骨にするのっ!」
えいっ!と再び提案
「星のついた鎖骨を7個集めてシャロンを呼び出して終わりなの」
「馬鹿か」
ヘイズのチョップが入る
「なばなっ・・!」
どさぁ、とメイが倒れる
「ちょっと! メイっ!?」
あわてて錬が駆け寄る
メイは必死で身を起こし、つぶやいた
「この特徴ありすぎ男・・・・・っ!」
イルが仲裁に入る
「はいはい! おしまいやて」
ちなみに、イルはこちら↓
すいか
「いや!それただのスイカやしっ!!!!!!!」
しかもぴんとがあっていない
しかも、季節も合ってない
「イリュージョン・・・・・いつの間にフルーツに・・・・・・」
サクラがわなわなとつぶやく
「イルさん・・・」
セラは眼を背ける
「イル・・・・・・」
クレアは黙祷
あぁ、犠牲になったメガネよ・・・・
「あの〜・・・・・」
恐る恐る錬が口を開く
「あそこに、何か落ちてるよ」
ばっ、とメイが駆け出す
「一番乗りっ!」
負けじとセラとサクラも駆け出す
「せこいぞっ!ファンメイっ!?」
「私も負けませんっ!」
うぉぉ〜とヘイズとスイカとクレアが駆け出す
「くそっ・・・早ぇ・・」
「ちょっ・・! 待ちなさいよっ!」
「待てといわれて待つ奴なんかおらんわっ!」
ぽつん、と錬は残された
「えっ!? あ!僕も!」
全員そろって全力疾走
「くっ・・・・!」
「どーでもいいけど、恨みっこなしだかんなっ!」
「わかりましたっ!」
「あぁ・・だが、私以外が勝ったらそいつは私の憎しみで殺すっ!」
「それを恨みっこって言うんじゃないっ!?」
錬のツッコミなど聞こえはしない
全員で突っ走る
そして・・・・・
そのさきにあったものは―――――




























































本だった
だって読書の秋だろう







































「「「「「「「こんな終わりかたないだろぉーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!」」」」」」」




山に空に木霊とえ、どこに届く絶叫

風に揺らいだ、紅一葉

君の身体に降り注げ























♪アリスのぼやき♪

 とりあえず、謝罪させてください・・・・・
あの、本当に
ごめんなさい


サクラ一番おめでとぅ!
セラにばんおめでとぅ!
雪さんとクレア同着三番おめでとぅ!
メイ五番おめでとう!
ヘイズ六番お目でトゥ!
イルななばんおめでとぅ!
錬八番おめでとう!

ってなわけです、はい

アリスの中で雪さんは神に等しいので
こんなものにだすわけにも行かず
ごめんなさいです

アリスはクレアに入れ続けました
あとは、ちょいちょい別キャラに
セレナさんごめんなさい・・・・・
意外と気に入ってるんですが

これのどこかをよんで
「・・・・くす」となってくれれば幸せです
ご飯二杯いけます
大宙ならば、ご飯百杯いけます
もう本当に
季節はずれてすみません・・・・・

当初の予定では、ハロウィン風にしようと
思っていたのですが・・・・・
「いや、みんなそっちかなぁ・・・・・」
なんて思った結果
よくわからん奴になりました、はい

クレアとヘイズとイルの絡みは
ちょー個人的に気に入っております
イルのぼけを受け流すクレア最強です
かわいいです

きっとこれは
画龍大統領のすばらしい采配により

「すばらしい人」

「これ」

「すばらしい人」

ってなってると思います
うん、って言いますか
アリスに劣る方は同盟にはいらっしゃいませんって
本当に

かなりの温度差をごめんなさい
そーとー寒い部分とか結構あるんですが
「あっはは〜、地球温暖化がとまるんじゃないか〜」
とか言って受け流してください
本当にごめんなさい

感想等、ブログでもメールでも同盟でも
受け付けます
本当にゴメンなさいです

なんとなく英語で謝ってみます
I'm sorry

見てくれてありがとうございましたっ!

☆作者様サイト☆
 ♪ジュエリー クレパス♪

◆とじる前にですね、今見たことは忘れるっていってください・・・・・・◆