■■ガルド様■■

問い掛けの詩(うた)


【終わらない問い掛け】

――人は死んだらどこへ行くのだろう?
人が人であるかぎり、考えるその疑問。
人が人であるかぎり、解けることのないその疑問。
人が人でなくなるまでくり返されるその問は、
人が人である証明。
そして、その先に見えるのは・・・
               「この世」と言う名の矛盾。

【戦いの問い掛け】

――あなたは、どうして戦うの?
それは、繰り返される自問。
答えは出るのだろうか?
答えはあるのだろうか?
だから人は、己に信条を掲げるのかも知れない。
信条と言う名の言い訳を、信条と言う名の逃げ道を・・・

【罪の問い掛け】

――あなたは、どうして人を殺すの?
大切なものを守るため、
己の身を守るため、
目的を達するため、
快楽を得るため、
経過は違くとも、結果は同じ。
悔いるのならば、大切なのは、償わず背負う事。
罪と言う名の十字架を・・・

【力の問い掛け】

――強くなったために、失ってしまうものもある。
では、人の憧れる本当の強さとはなにか?
それは、
この世と言う名の矛盾に向き合い、
逃げ道と言う名の信条を掲げ、
罪と言う名の十字架を負うと誓い、
失うと言う名の強さを悲しみ、
そして、
力の意味を知ること。

おまけ
【実力の方程式】

(a×b−c+d)×e=f
a=練習量
b=才能
c=実力のためしてきた私生活上の悪い事
d=実力のためしてきた私生活上の良い事
e=運
f=実力



<作者様コメント>
BBSで詩が話題になった為、唐突に書きたくなって書いたものです。
この詩の作者は、中学生です。自分では、人並みには、文章力が有ると、
根拠の無い自信を持っていますが、そこの所は、ご了承下さい。
さて、ちゃんと詩になっているでしょうか?
WBに直接関係あるのは、2つ目と4つ目だけですね。
2つ目は、1巻で錬が祐一へ向けた問い。
4つ目は、3巻で祐一がディーに向けたセリフです。
2,3,4はWBの世界を意識して、1は前から考えていた事を、
詩風にしたものです。
おまけに関しては、なーに書いてんだか、と言う感じですね。
あたり前ですが言っておきます。ここにあるのはすべて、勝手な自論です!

<作者様サイト>
なし

◆とじる◆