■■希望の空様■■

試作品の悪魔使い  二章 二人の悪魔


前作よりは言葉の使い方がよくなったと思います
(自称)
前作最後のほうクルスがクリスになっていました。すみません。
ミスです。こういうミスもありますので「あ〜これは間違っているな〜」と思いながら自分で変換して読んで下さい。
いろいろ大変ですが、よろしくお願いします

二章 悪魔と悪魔の再会

一方錬たちはシティメルボン跡地に行く隊商のフライヤにのっていました。
「真昼兄と月姉本当に無事だといいな・・・」
錬はつぶやいた。
「錬さん、それ何回目ですか?」
フィアが少し笑っている。
「もうこれで、11回は言ってますよ」
「そんなに言ったっけ?」
「はい。錬さんが心配なのはわかっていますけど真昼さんと月夜さんはきっと大丈夫ですよ」
錬もそう思っている。しかし心配なものはやっぱり心配なのである。
「もうそろそろ、インドのシティ『ラクナウ』跡地みたいですね。」
「ここで、一回とまるのかな?」
「予定だとそうなっています。・・・錬さん急ぎたいのはわかっていますけど・・・」
「大丈夫だよフィア」
『ラクナウ』は、インドの北のほうにある。昔は近くに川がたくさん流れていたみたいだけど、今は言うこともなく氷河がぷかぷか浮いていたりしている。
―エドどうしているかな?
数週間前の出来事が少し浮かぶ。青い空を戻そうと一生懸命になっていた少年。最後には制御中枢の役割を働かして世界樹をとめた立派な少年のことを思い出した。
―エドともまたいっぱい話したりしたいな・・・
錬が考えていると隊商はフライヤを止めた。
『シティラクナウ跡地で一度止めます。』
「この場所には1時間ほど止まりますね。それまで何をしています?」
簡単に言うと、この時間は自由時間だ。
「どうしようか。フィアは何か・・・」
そのとき、赤い飛行艦艇が通り過ぎてどかに消えて・・・
行かなかった
「あれって、ヘイズさんの船ではありませんか?」
「うん」
確かにあれは数日前にシティロンドンを出発した。Huter Pigeonだった。
『・・・あー。天樹錬そこにいるか』
確かにヘイズさんの声がした。錬は手を上げた。
『・・・・・ちゃんといるようだな。ちょっと、用事がある。こっちに来てくれ。』
「用事ってなんでしょう?」
フィアが首をかしげた。
錬も内心そう思った。
―何かあったのかな?
「とりあえず、行ってみよう」
フィアはうなずいた。
錬とフィアはHunter Pigeonに向かった。



「やっと見つかった。」
ヘイズは大変疲れて言った。



Hunter Pigeonでシティロンドンに行ってみたものの、天樹錬がどこにいるかわからなかったからリチャードに聞いてみた。
そうしたら、「もうシティメルボン跡地行きのフライヤに乗ったがなんか用でもあったのか?」と聞かれた。
ヘイズは、口で説明するより見せたほう早いと思い、龍にあわせるとすぐにうなずいて「なるほどな」と、呟いてから、どっからか時刻表を持ってきた。
そこからヘイズは、錬が行った時刻と、フライヤの予想移動速度、Hunter Pigeonの移動速度をで計算した。
計算すると、シティ『ラクナウ』跡地ぐらいで隊商が、近くの村で店を開く時間ぐらいで接触するらしいからHunter Pigeonを飛ばしてやってきたのである。
―まったく、予測があっててよかった。
ヘイズはうなずいた。
Hunter Pigeonを着陸準備をさせた。
そして、自分がここまで来た理由を思い出した。
「お前の番だぞ」
「うん」
龍がうなずいた。しかし、ヘイズより前には出ようとしない。
「どうした?」
龍はガクガクと音が出そうな動作でヘイズのほうに首を向けた。
「緊張のしすぎだ・・・」
龍が口をあける前にヘイズが言った。
「そんなに緊張しなくても大丈夫だ」
龍はうなずいたが、全然体は硬いままだ。
ヘイズはため息を吐いた。
「龍、せりふとか考えていた?」
クルスが問うと龍は首をガクガクと横に振った。
「そこからだめなんだよ」
クルスは容赦なく言った。
「でも、ここまで来ちゃったんだし、自分の言いたいことを言うんだよ」
「うん」
Hunter Pigeonが着陸して側面のドアが開いた。
「行くぞ」
ヘイズが降りていった。


錬とフィアがHunter Pigeonの目の前に着いたとき、Hunter Pigeonが着陸してドアが開いた。
ヘイズの姿を見て錬はすぐに口を開いた。
「ヘイズさんどうしたんですか?マサチューセッツに行ったんじゃないんですか?」
「すぐにわかる」
ヘイズの即答のあとHunter Pigeonから二人陰が出てきた。
一人は金髪で緑の瞳を持った男の子。
もう一人は・・・
「錬さん」
フィアが思わず声を上げた。
錬もとてもびっくりした。
自分そっくりといっていいほどの男の子が出てきたのである。
違うところは、髪がフィアみたいに、さらさらとした髪型であるぐらいだ。
「もうわかっただろ。オレがここに来た理由が」
「・・・・・・・うん。・・でも、その子誰?」
「錬さんにそっくりですよね」
「それはこいつが言うだろ」
ヘイズは後ろに下がり錬そっくりの男の子が、前に出てきた
その子は、黙ったまま何かを考えているようだった。
20秒後男の子は頷いた。
「君は天樹健三が最後に作った『悪魔使い』ですか?」
男の子が初めて口を開いた。
フィアが錬に触れてフィアの体から『この子知っているみたいですね?』という言葉が錬のT−ブレインに流れてきた。
錬は両方の質問にうなずいた。
「僕の名前は天樹龍、君の前に生まれた『悪魔使い』の試作品です」
「え?」
錬とフィア両方が驚いて声を上げた
「そういうことだ。簡単に言うとこいつはお前の兄ということに・・・」
「そんなこと普通納得できないよ。君がそうである証拠とかは?」
ヘイズが説明しようとしたところに錬が口をはさんだ。
男の子はまた考え始めた。
「証拠とかないと思います。この子ナイフだけしか持っていなかったから・・・。顔とかがそっくりなところぐらいしか証拠は・・・」
クルスがヘイズだけに聞こえる音量で話した
「こいつ、本当にそっくりだよなぁ」
ヘイズは誰にも聞こえないぐらい小さくつぶやいた。
「う〜ん、証拠か・・・。じゃあ僕と勝負してみる?」
いきなりの言葉に錬は頭を整理した。
「・・・別にいいけど、怪我とかしても知らないよ。」
龍は少し驚いたがすぐ言葉を返した。
「そっちもね。でも誤って怪我とかしたら困るから、ヘイズさんに予測してもらって、どちらかが相手に致命傷を負わせる攻撃ができたらそこで終了でいいよね?」
「うん」
龍の質問に錬は即答した。


錬、フィア、ヘイズ、クルス、龍の誰も気づかなかったことがひとつある。近くの岩陰に一人ヘイズを狙っている魔法士がいることに誰も気づかなかった



龍と錬は20メートルほど離れたところで立ち止まる
礼をして錬はナイフを龍も天樹健三作騎士剣の能力が少しついているナイフを構える。
―さてどうくるかな?第一この子は本当に『悪魔使い』なのかも疑わしい。
(T−ブレイン戦闘起動。「運動係数制御」( ラグランジュ)起動。運動係数を5、知覚係数を20に設定)
額の裏側にシステムメッセージが表示され、世界が急激に速度を減じる。運動速度と知覚速度の比率は1対4。自分の体までスピードを失ってしまったような錯覚。肌にまとわりつく空気がひどく重く感じられる。
一歩目を跳躍しようとしたとたんに脳内にメッセージがでてきた。
(高密度情報制御を感知。回避可能)
瞬時的に錬は足を引いた。
目の前の地面に巨大な熱量が貫いた。
―荷電流子砲。この子は光使い?
(「短期未来予測」( ラプラス)起動)
『荷電流子砲の軌道の予測』を表す半透明な黒線が表示される。
錬は走り出した
しかし、錬はさっき考えたことに疑問を持った。
確か光使いはD3という外部端子を使うはずだ。だがこの子は自分の空間で荷電流子砲を撃った。
―なぜだろう?錬が思いついた答えは二つ。
ひとつはこの子はD3がないこと。
もうひとつはこの子はD3を制御できないこと。
どちらにしろ荷電流子砲は遠距離攻撃だから接近すれば攻撃しにくいだろう。
錬が二歩目を跳躍した。その瞬間後ろで熱量が貫いた。
錬は荷電粒子砲をよけながら接近してナイフを龍に突き出す。
突き出されたナイフは空間の歪みにとらわれて見当違いの方向にいく
―予定どうり
「分子運動制御」 マクスウェル起動。論理回路生成デーモン「ファインマン」起動。容量不足。「運動係数制御」 ラグランジュ「短期未来予測」 ラプラス強制終了)
「分子運動制御」 マクスウェル対象空間を固定。情報解体を発動)
錬は後退しながら親指と中指を弾く。
空間のゆがみを情報解体した
―よし、これで・・・
錬が前進しようとした
そのとき龍が目の前に来ていた。
錬はとっさに後ろへ飛んだ。
コンマ一秒後そこはナイフが通った。
危なかった。
―この子光使いじゃないな・・・
この子との距離は結構遠くはなれたはずだ。それを一瞬のうちに来た。おそらく「身体能力制御」だろう
この子は本当に悪魔使いかも・・・。でも、そうするとなぜ僕と能力が違う?
(「運動係数制御」 ラグランジュ起動。「短期未来予測」 ラプラス起動。容量不足。「分子運動制御」 マクスウェル「論理回路生成デーモン」( ファインマン強制終了)
錬は、疑問を飛ばして走り始めた



前から錬が来た。
―荷電流粒子砲をすべてよけてきたか・・・
と、言っても龍はあまりあてる気ではなかった。
(「Shield」展開)錬が突き出してきたナイフが空間の歪みによって見当ちがいの方向に行く。
―もうそろそろかな。
(連立処理開始。「空間曲率制御」アインシュタインを左脳で発動)
(連立処理開始。「運動係数制御」 ラグランジュを右脳で発動。運動倍率、知覚倍率を20に設定)
連立処理とはクルスが作ってくれたプログラムだ。
お父さんが教えてくれた、並立処理とほぼ一緒だが、このプログラムのほうが起動が少し早いし、プログラムの変更も早い。そのかわり、I-ブレインへの負担が並立より少し大きい。
龍はどちらでもいいが、クルスが一生懸命作ってくれたプログラムなので使っている。
龍の連立処理が終わった瞬間に錬が指をはじいた。空間の歪みが消滅する
―え?
何が起こったかわからなかった。
でも今は戦闘中。あとで教えてくれるだろう
龍はさっきの疑問を飛ばして、錬に近づいてナイフで切った。
錬が急いで後ろに跳んだ。
・・・すごい反射神経
龍は感心した。戦闘にかなり慣れている様子だ。
錬が走ってきた。推定の運動速度は5倍。
(「超短期攻撃予測」テフュースを右脳で発動)
(警告。このプログラムが起動できるのは30秒間です)
T−ブレインの警告とおりこのプログラムは30秒間しか起動できない。
理由は周囲の物質の運動を龍のT−ブレインで超計算することによって相手の動き、いわゆる攻撃を予測する。龍のT−ブレインは結構演算速度は速いが相手の動きを80%予測するなんてかなり無理がある。このプログラムはT−ブレインの演算速度を上げて同時に予測のプログラムなのである。しかし、I−ブレインの演算速度を上げるなんて無茶なことをするため、その分負担が大きくなる。そのため30秒なのである。
しかも、その確立は80%で完璧ではない。5回に1回ははずれる確立だ。
このプログラムもクルスオリジナルのプログラムだ。普通じゃこんなプログラム作ることはできない。
―本当に師匠はどこから・・・
そんなことを考えている間に錬が近づいてくる。
T−ブレインが錬の動きを予測し、回避するとよい地点も表示。
龍はその表示どおりに動いた。
(予測のミス。危険。回避可能)
龍は着地した瞬間急いで後ろに後退した。
まさかいきなり失敗だとは思わなかった。「ラグランジュ」起動していなかったら回避できなかっただろう。
錬のさらなる攻撃がくる。
さっきより、スピードが落ちたみたいだ。
龍はT−ブレインのとおりに動く。
今度は成功みたいだ。
錬のナイフが虚空を切る
龍はすぐに錬の後ろに回りこみ錬にナイフを突き出す。
しかし攻撃場所に氷の盾が作ってあった。龍が少し体制を崩す
その瞬間龍の近くに氷の槍が作成された。
「そこまでだ」
ヘイズが大きな声を出した。
ヘイズが指をはじいて龍に向かっていた氷の槍を消した。
龍は驚いた。勝負がついてしまったのもそうだが、ヘイズが錬の空間の歪みを削除するときに使ったのと同じのを使ったからだ。
「この勝負は錬の勝ちだ。」
錬が息を吐いて座る。
「大丈夫ですか錬さん」
フィアがタイミングよく近づく。
「大丈夫だよ」
錬が笑って答える。
龍がヘイズに近づいた。
「あの後どうなったんですか?」
龍が聞いた。一応予測はできているのだが、念のため・・・
ヘイズはうなずいた。
「錬は、あの後一本致命傷になる氷の槍を龍に攻撃させる。その後龍の空間の歪みによって違うほうに行く。だが、錬のほうが読みがよく、あの後空間の歪みを消して氷の槍によって攻撃する、という戦法さ。」
錬がうなずいた。そこまで全然予測できなかった。錬のほうが一枚上手みたいだ。
「それによって錬の勝利だ」
「・・・・・うん」
龍はうなずいた。
「龍、戦闘に慣れていないだろう。少し攻撃をためらっている」
「そうみたい・・・。初めて人を殺してしまったときから『なぜ人が人を殺すのだろう』と、思っているんです・・・」
「・・・まぁそれもいいかもしれないが、危険になったとき少し困るぞ」
「・・・・・そうですね。・・・・そういえばヘイズさんさっきの氷消したのどうやったのですか?」
「・・まぁ、それより、錬とゆっくり会話でもしていろ。」
ヘイズが錬のほうを指差した。
「わかりました」
龍は駆け足で向かった

龍が錬のほうに行くのを見てヘイズがクルスに話しかける。
「すごい勝負だったな」
「そうですね・・・。あとで龍に新しいプログラムでも作ってあげよう・・・。と、言うことでさっきのあれ教えてくれますか」
「はぁ?」
「音による情報解体ですよ」
ヘイズは考えたがクルスに一応教えてやった。
「と、言うことはかなりの演算素子が必要なんですね」
「そういうことだ」
その瞬間クルスは何かを呪文みたいに言い始めた。
・・・すごいやつだ。
ヘイズは感心してしまった



龍が錬に近づいた。
錬がいきなり口を開いた
「本当に君は僕の兄なの?」
あまりにもいきなりすぎてびっくりしたが、10秒後質問に答えた。
「錬の能力からしてたぶんそうだと思うけど、錬が天樹健三さんの最後の作品でしょ?」
錬はうなづいた。
―やはりこの子は、僕の兄となるわけか・・・
そこまで考えて、錬は次の質問を思い出した。
「君の能力にはびっくりさせられた。本当に悪魔使い?」
続いても先手を取られた龍はまた10秒かかった
「一応悪魔使いなんだけど、錬みたいにすべて能力がバランスがよくないんだ。僕のを参考にして君が作られたんだ。」
錬は納得した。騎士と光使いに偏ってしまっている『悪魔使い』なのだろう
「錬はどういう生活だった?」
今度は龍が質問をする。
そのあと二人は、お互いの過去について話した。しかし、錬は神戸の事件までは話さなかった
「錬が違う人に助けられていたら、僕たぶんわかんなかった。あと神戸の事件もすごいね」
「知ってるの?」
「結構有名だよ」
「そっちじゃなくて、僕たちがあの事件を起こしたのを・・・」
「そっちは師匠が教えてくれたんだけどね。でも師匠どこからその情報持ってきたんだろう・・・」
その場が静かになった。
龍は何かを考えている。
錬は何を話そうかを考えている。
せっかく会ったのに話題がないな。
錬が微かに笑った。
「錬さん、私が龍さんに質問してもいいですか?」
その場を崩したのはフィアだった。
錬は少しびっくりしたがすぐに頷いた。
「龍さんはどうやってヘイズさんに会ったんですか?」
そういえば、そうだった。なんで龍はヘイズさんに会ったんだろう
「短く話すよ」
龍は頭の中を整理して答えた。これは6秒ですんだ。
「ヘイズさんの船の演算機関に以上が発見したため僕たちの村に着陸して、師匠がその船を直すのを手伝った。そのあと僕たちをここに送ってくれたんだ」
ヘイズさんも大変だな。
錬は苦笑した。
「そういえば、ここ暖かいね」
龍は今頃気付いた。
「はい。周りの空気にお願いしてもらっているんです」
「じゃあヘイズさんと師匠は寒いんじゃないかな?すぐに行こう」
「それは・・・」
フィアの言葉を全然聞かないで行ってしまったので、錬とフィアも歩き出した。



「どうやら、終わったようだな」
ヘイズの言葉にクルスはこちらに歩いてくる三人を見た。
だがすぐに呪文を唱え始めた。
ヘイズは苦笑した。
「さてラクナウ跡地で少し休むか」
ある程度近づいたらヘイズが声をかけた。
「それは無理な話だな」
後ろからの声にヘイズは振り返った
岩の上に一人の青年が立っていた。
「ヴァミリオン・CD・ヘイズ、お前の首はもらっていく」



<作者様コメント>
うん。小説は難しいね。小説家さんたちのを見てかなり上手だと思います。
僕の小説ほぼ会話で成り立っているし・・・
楽しんでいただけると幸いです。
さて、二話目です。錬と龍は戦わせたいな、とずっと思っていたので、無理やり戦わせましたけど、不自然かな?
これで龍の能力が(たぶん)わかるでしょう。
天樹健三さんが話した(正確に言うと僕が話させた)ように騎士と光使いに偏っています
ゴーストハックやマクスウェルは使わせませんでした。
龍にとってこの二つは使い勝手の悪いプログラムですから・・・
ついでに、並立処理から連立処理というのを出してみました。
ディーとかぶってしまうからですけど
まったく無理やりですね。
ヘイズの予測もすごすぎだし・・・。
さて、いきなり現れたなぞの青年果たしてその正体は・・・
実は作者もあまり考えていません。そのうち何とかなるでしょ。
それでは・・・
そういえば龍に『サイバーグ』使わせるの忘れていた・・・・

<作者様サイト>
ここをクリック。WBアンケートとかかな?このごろ忙しくてあまり管理されていないけど・・・

◆とじる◆