第二部設定資料
第二部
秘密結社の龍麗機関の登場。 あくの組織に対抗する二人、 満身創痍になりながらも自分たちの意思のためにすすむ。 相手を押しのけてでも。 みたいな話にはなりませんでしたが。 次、三部を行ったら終わりになると想います。 その前に違う話を入れる予定ですが。
このままだとWBオリジナルのキャラが出てこれないので。
ジョルジュ・パンヴァン
鳴海 薫と同一人物。なので、説明めんどくさいので第一部の二人を合わせてください。
マナ
こちらも第一部の内容とほぼ変わりません。
リース
先天性魔法士「騎士」 14歳
素性は隠していたが、龍麗機関の諜報部隊。騎士剣は日本刀。ただし、両刃でなく片刃。聖いわく、刀としては単分子結合技術を使った単分子層の形成及び低摩擦コーティング技術による刀身側面の大幅な摩擦係数の減少が施された物のほうが能力は高い。しかし、情報解体の能力と論理回路のためには三次元構造のほうがよい。それでも少しでも切り込みを良くするため片刃にしてある。ただし、片側に加重がかかるためきっている間に軌跡が曲がる可能性があり使うのには技術が必要とのこと。女の子好き。ただし今は、マナが。
雷神
後天性魔法士。
同調能力者の死と魔法士の存在に違和感があり魔法士殺しの道を歩む。ただし、自らも魔法士のため最後には自ら死ぬつもり。
モデルはハガレンの「スカーの男」。分かりやすすぎですね。
天道院 聖
鳴海薫の同級生。鳴海の海外へ行かせた同級生の一人。ただ、鳴海の一番の友達ではある。名前は「せい」でなく「ひじり」。シティ「北京」にいました。京都旧家のひとつ天導院家の長子。男好きです。
孫 飛鸞
「龍脈を詠める者」
後天性魔法士。
予知者。聖とは北京で出会った。何が問題の本質かは読めるがそれが何かまでは読み取れない。それには知識が必要。ただ、「分かる」だけ。
龍麗機関
聖が作ったシティ京都跡地を用いたものここでは大きく四つの部署に分かれている。もともと京都で使われていたわけかた。
玄武「北」別称 亀
責任者 天導院 聖
開発部の総称。トップが聖なため飛鸞は聖を亀と呼ぶ。魔法士を生み出したり新たな技術を作り出すところ。責任者が聖なため龍麗機関では開発部が実権の多くを握っている。今京都にいる人物のほとんどはここに所属している。亀という名は玄武であるのと開発が遅々としているため。
朱雀「南」別称 雀
責任者 孫 飛鸞
軍事部総称。トップが飛鸞なため聖は飛鸞を雀と呼ぶ。魔法士の軍事活動、諜報活動を行う。立ち上げ当時から聖とともにこの責任者の職についている。ここに所属する魔法士は諜報のため基本出ている。なのでリースは忙しい雀から亀に移された。雀という名は朱雀であるのと軍事部門の癖に怖がりだから。
青龍「東」別称 蛇
責任者 なし
政務部総称。今は責任者なしのため亀の一部となっている。外交もここが行う。蛇という名は龍が蛇に見えるのと裏で何を考えているか分からないから。
白虎「西」別称 猫
責任者 なし
監察部総称。今は責任者がいないため雀の一部となっている。猫という名は虎が猫科なのと相手によってころころ代わるから。
麒麟「中央」別称 馬鹿
大統領を示す。馬鹿は麒麟が馬と鹿の間の動物に見えるからと実際に馬鹿ばっかりだったから。
ここでの別称は京都が平和であったときに蔑称として用いていた。
さてこの後は
第三部予告 イェイ!!!
「ねぇ、ジョルどうしてこんなことになったの?」
「マナか、一番に来たのはやはり君だったか。」
破滅に向かう世界で、二人は対峙する。
場所は元シティ京都「龍麗機関実験区域」
情報的に完全に隠され、どこのシティもつかめていない。
誰にも気づかれない戦争。
「リースは?」
「下で飛鸞さんと。」
片刃日本刀娘と龍脈の詠める者
押さえるだけなら十分だ。
「聖さんは?」
「奥で最後の準備中。」
マナの足元に合った生命水銀が彼女の周りを走るように舞う。
ジョルの周りにも龍球が8つ。各々が最低限の空間制御によって浮かび上がる。
「何があったの。いきなりシティを混乱させて。したものの名が龍麗機関。偶然じゃないでしょ。」
「うん、僕らだ、他人じゃない。」
残った六つのシティの上層部の突然の暗殺。技術部の解散。マザーコアによって生き延びようと、自分の代だけでも安泰にしようとしたものたちの死。血の一週間。
それだけなら、賢人会議の仕業にも思われた。
しかし、その一週間にシティを離れた多くのマザーコアを廃止すべきという過激派までが粛清された。
そして、其処にはたった一言、龍麗機関の文字。
大戦末期に一回だけ聞かれた機関の名前。マザーコアのロボトミー化。
伝えたものになぜ、そんな非人道的なことができるのかと問うた者がいる。答えは一言。
「正解がひとつしかないくせに迷っているから。」
それ以降一度も聞かなかった名が再び現れた。
「ジョル、これは絶対間違い。生きてる人に無理やり自分の意思をぶつけるなんて。」
「だろうね、でも、自分には時間がなかった。とめたければ、すること分かってるね。」
水面に渦が生まれる、滑らかにすべる“きり”にまがまがしい刻みが入る、ながい長い流れの束がジョルに向かい走っていく。すべてを飲み込むように。
「何でジョル、何が・・・あったの?」
|