風が鳴る。 突然、銀色の鳥が弾けた。 『メルクリウス』で構成された船体を、槍のようにして突き出してくる。 その数は数え切れず。 ざっと見ても数百近くはある。 あぁもう・・・! (スキャンを中止。『ミスティールティン』を戦闘モードに移行。周辺情報を取得・・・完了。擬似空気分子制御開始) ソラとの交信回復の手続きを後回しにして、回避行動に移る。 100メートル級機動駆逐艦『ミスティールティン』のコントロールルーム。 そこにある円筒形のコントロールボックスの中で、シリィはため息をついた。 ぼこぼこと泡が浮いてゆく。 筒の中は羊水と同じ液体で満たされており、人が最も快適に過ごせる温度に設定されている。 シリィはその中に、一糸まとわぬ姿で浮かんでいた。 首筋には何本ものコードが接続されており、それが筒の上と下に分かれて接続されている。 そこから筒の外のコードに接続されていて、外のコードの上には、脱ぎ散らされた服やら何やらがあった。 だって、整頓してる暇なんてなかったんだから・・・・・・。 誰かに向かって言い訳しつつ、シリィは向かってくる『槍』に目を向けた。 視界が船内から外界へと切り替わる。 途端に、空中に放り出されたような感覚を覚えた。 じゃ、避けましょうか。 (擬似空気分子制御、83パーセント完了。収束荷電粒子砲使用可能。『目標』との接触まで1秒) 『ミスティールティン』が動いた。 そのまま滑るように宙を舞う。 その軌跡を縫うように、白銀の槍が次々と通過してゆく。 この船は、機体表面に刻まれた論理回路で、空気抵抗を極限まで減らすことによって、さらに高機動を実現できるのよ。 こーんなことくらいじゃ、落ちないんだから、って誰に説明してるんだろ私。 内心得意になりながら『槍』を避けてゆく。 と、通過したはずの『槍』の一つが急に軌道を変えた。 狙う先は、次にこちらが移動するはずの空間。 シリィの口端に笑みが浮かぶ。 その首筋につながるコードから、薄く光が漏れる。 さらに――っと。 (分子制御が100パーセント完了。全出力80パーセントに設定、慣性制御開始) そのまま『槍』に向かって行き・・・・・・。 直後、ありえない角度で船体が曲がった。 ほぼ直角ともいえる角度で真上に上昇。 そのまま鉛色の雲すれすれまで上昇して、雲と触れるか触れないかの位置を飛行する。 無論、『ミスティールティン』には雲の中を飛ぶ力はない。 雲に接触しただけでも機能不全に陥るだろう。 (慣性制御成功。論理エラー、装置の一部に機能不全が発生。切り離して運転を再開) さすが試作機、ちょっと使っただけでもコレだわ・・・。 と、先ほど避けた『槍』の群れがこちらに向かって飛んでくるのが見える。 それを視界の隅に捕らえると、 (荷電粒子砲スタンバイ。収束率80パーセント) 流線型の艦体の左右に、小さな砲門が出現する。 ロックを示す電子音。 直後、砲門が青く光り、一瞬遅れて『槍』の群れが吹き飛んだ。 飛び散った破片が溶けるようにして、本体である『ウィリアム・シェイクスピア』に巻き戻る。 と、『ウィリアム・シェイクスピア』の船体表面が揺らめき、青く輝いたような気がした。 (慣性制御開始。右方向に緊急移動) 船体が慣性を無視して右に動き出す。 が――、 (危険、高温の熱源の接近を感知、危険、回避) I-ブレインがエラーを発した直後、左側面を何かが駆け抜けた。 それは鉛色の天蓋にぶつかり、青白い火花を散らす。 一瞬送れて激しい振動が『ミスティールティン』を襲った。 (チェック中・・・・・・完了。船体左側面を収束荷電粒子が通過。船体論理回路の15パーセントが消滅。分子制御率60パーセントに低下。慣性制御不可) 何!? 何が・・・!? 半ばパニックになりながら、シリィは必死に状況を確認した。 嘘でしょ!?砲門なんて何処にも――。 そこまで考えて気がつく。 『ウィリアム・シェイクスピア』の船体側面、流体金属で形成された即席の砲門が青白い火花を散らしていた。 そのまま砲門は溶けるように船体に吸い込まれる。 このォ! 『ミスティールティン』の砲門が青く光り、一瞬遅れて『ウィリアム・シェイクスピア』の艦体側面で 爆発が起こった。 シリィ、小さくガッツポーズ。 と、『ウィリアム・シェイクスピア』の輪郭が歪み・・・・・・。 え―――。 先ほどの槍よりもさらに細い、数百の針が飛び出した。 無論、細いといっても丸太ほどもある。 接触しただけでもヤバい。 そのうち数十本が『ミスティールティン』を捕らえる。 (目標をロック完了。荷電粒子砲、一斉射撃) 前方で『針』の群れが弾けた。 荷電粒子砲に巻き込まれた『針』が砕け、さらにその反動で多数の『針』の軌道が変わる。 突破した四本の『針』が真っ直ぐこちらを狙った。 既に慣性制御は使えない。 更に二本を砲門で打ち抜き、残りの二本を必要最低限の動きで回避する。 『針』が通過するのを確認して、『ウィリアム・シェイクスピア』に向き直り―――。 (高密度情報制御を感知、危険、回避) 突然、全センサー類が一斉に警告を発した。 視界の隅に何かが走る。 回避命令を送ると同時に、船体を激しい衝撃が襲った。 衝撃はすぐには止まず、断続的に数回繰り返される。 見ると、先ほど回避したはずの『針』が真後ろで方向を変え、荷電粒子砲で弾いたはずの『針』までもが、こちらに向かってきている。 (緊急回避。船体ダメージが増大。論理回路の破損が60パーセントを突破。分子制御率20パーセントまで低下) マズい。 そしてひたすらにヤバい。 紙一重で一番近い『針』をかわす。 明らかに船体の動きが鈍ってきていた。 銀色の『針』は、更に軌道を変え、再び『ミスティールティン』を狙う。 このままだと、いずれ・・・・・・。 シリィは首を振ってその考えを吹き飛ばした。 そして、荷電粒子砲で『針』を打ち抜く。 だが、さらに衝撃が襲った。 『針』が迫るが荷電粒子砲が機能しない。 見ると、砕いた破片が砲門や船体外壁に突き刺さっている。 それらは、機関を破壊すると、液体となって外に流れ出て『槍』に巻き戻った。 さらにそれが本体に巻き戻ってゆく。 (破損率90パーセント、制御率5パーセント、危険) ・・・・・・。 もはやグウの音も出なくなったとき。 (・・・ジャミングが解除、ソラリスとのリンクを復帰) シリィはキレた。 (『ちょっとソラ、アンタ何やってんのよ!?』) こっちがどれだけ心配したか――。 続きの言葉は喉元で飲み込まれた。 『ウィリアム・シェイクスピア』から更に打ち出された針が、真っ直ぐこちらに向かってくる。 既に使用のできない荷電粒子砲に命令を送り、破壊された慣性制御装置にもアクセスし、必死に回避行動を取る。 諦めない、最後まで、絶対に。 だが、動きが鈍い。 この時、もはや分子制御はまともに機能していない。 目の前に『針』が迫る。 間に合わな――――。
走って、走って、走って。 崩れる施設内を、転びそうになりながらもひたすら走る。 ソラの前方に小さな光が見えた。 出口まであと少し、という所で、シリィから通信が入る。 良かった、リンクが回復したらしい。 (『ちょっとソラ、アンタ何やってんのよ!?』) どうやらかなりあせっているようだ。 開口一番これなら、まだ無事だということか。 メッセージを送り返そうとして・・・・・・。 (シリアルとの接続が切断) あれ? 失敗した。 そして、出口に辿り着く。 不思議に思いながら、上空を見上げた。 今は雪が止んでいるらしい。 鉛色の雲がどこまでも広がっている。 そして、『ウィリアム・シェイクスピア』が見えた。 『針』を突き出したその姿は、さながら栗の様になっているが・・・。 その『針』の先を、視線で追う。 そこに、数本の銀色の『針』で貫かれた『ミスティールティン』の姿があった。 え? 一瞬何が起こったのかわからない。 ふらふらと数歩、歩く。 背負った『アポカリプス』がやけに重く感じた。 ソラが見つめる中、音も立てずに、銀色の針が抜かれる。 引き抜かれた場所から、水のようなものが流れ出た。 支えを失った『ミスティールティン』が、自動で降下を開始する。 全ての針は、瞬時に『ウィリアム・シェイクスピア』に巻き戻る。 そして再び『ミスティールティン』に向かって放たれた。 止めを刺す為に。 「う――」 (分子運動制御、開始。『氷盾』起動) (『アポカリプス』連動。拡大率を最大で定義) 「――うあぁぁぁぁぁぁ!!」 何もかもが吹き飛んだ。 それまで考えていた事が。 ソラが走り出す。 何も解らない。 解ることはただ一つ。 許さない。 「ああああ――!!」 言葉にならない絶叫を上げながらソラが走る。 信じられない速さで、『ウィリアム・シェイクスピア』と『ミスティールティン』の間に割り込んだ。 (『氷盾』展開――) 両者の間の空間に、『ミスティールティン』をすっぽり覆いつくすような大きさの壁が出現する。 それは、急速冷却され、青く輝く空気結晶。 解き放たれた『針』は軌道を変えることなく『壁』に衝突し、凍りついた。 (指向性運動を追加。『炎神』連動起動) 直後、青白く輝く壁が砕けた。 凍りついた『針』はそれと共に砕け、さらに破片が『ウィリアム・シェイクスピア』に目掛けて飛んでゆく。 と、金属をこすり合わせたような音が響き、二対十六枚の翼が展開された。 さらに音が響き、一枚の翼が盾のように広がり前方に展開される。 そして、氷の散弾を真っ向から受け止めた。 着弾地点から凍結が広がってゆく。 だが、穴が開くどころか、傷一つつかない。 やがて、全てを受け止め終わると、ビキビキと音を立てながら凍りついた盾が変形を始めた。 (『炎神』展開) 凍りついた盾の前に小型の太陽が出現する。 変化が止まった。 ビキ、と一際大きな音を立てて、巨大なひび割れが走る。 それが合図だったかのように、無数のひび割れが走った。 ひび割れが限界に達すると、盾を形成していた一枚の翼は粉々に砕け散り、大気中にきらめく。 そこまで、僅か五秒。 ソラは視界の隅に、ゆっくりと降下している『ミスティールティン』を捕らえた。 まだ無事だ。 自分はあれを守らなければならない。 白銀の鳥は、一つ欠け、十一枚になった翼を大きく羽ばたかせた。 (指向性運動係数を付加、『炎神』終了) 展開された炎球が砕け、『ウィリアム・シェイクスピア』目がけて突き進む。 白銀の鳥は、もう一枚の翼を前面に展開してそれを受け止めた。 直後、ソラは己の目を疑った。 『ウィリアム・シェイクスピア』が、攻撃を受け止めたその翼を、引き戻すことなくそのまま射出したのだ。 まっすぐこちらに向けて。 慌てて回避行動に移る。 (『氷盾』起動) 方向をずらす為に、進路を阻むように氷の壁を展開した。 これで、壁に衝突した巨大質量は、僅かながら軌道を変化させられるはずだ。 が、さらに、その『翼』が砕けた。 中から数百にも及ぶ『針』の群れが飛び出す。 一本、一本が丸太並の太さを持つ『針』が、壁を避け、あるいは砕き、真っ直ぐにソラを狙う。 (回避ルート予測・・・・・・予測成功。回避不可) ――圧倒的だ。 だが――、 (周辺情報を取得・・・・・・完了。『フォース』(空気壁)起動。密度を10倍で再定義) まだ、諦めない。 全てが当たるわけではない。 こちらに向かい来る数本、それらを弾くだけでいい。 (接触まで、残り二秒) ソラは『針』を睨みつけ、 (完了。『フォース』局所展開) 手を掲げた。 一メートルほど前方に揺らぎが発生する。 前方にだけ展開して、収束率を高めるつもりだ。 (接触) 四本の『針』が空気壁に衝突した。 周囲では、『針』が地面に突き刺さり、雪とその下にある土砂を巻き上げる。 一本の『針』が弾かれて、ソラの真横の地面に突き刺さった。 衝撃によろけそうになるが、必死に踏ん張る。 (危険、『フォース』半壊) I-ブレインが警告を発する。 周りには突き刺さった巨大な『針』の群れ。 何処にも逃げられない。 さらに一本の『針』が吹き飛ばされてゆく。 残り二本。 揺らぎが軋んだような気がした。 (危険、『フォース』崩壊) I-ブレインが警告を発する。 一息遅れて、空気の壁が消滅した。 遮る物の無くなった二つの『針』が、獲物を狙う。 ソラはあらかじめ用意しておいた回避方向に動こうとして――。 (エラー、回避不能) I−ブレインが発する、理解できない警告。 一瞬、何が起こったのかわからなくなる。 二本の『針』は、ソラが見つめる中、瞬時に枝分かれをした。 その数、四つ。 回避方向は、ふさがれた。 プログラムの実行は間に合わない。 「――ッ!!」 半ば適当に、回避行動に移る。 だが、一つの『針』が、的確にソラを貫いた。
泡が上に流れてゆく。 『ウィリアム・シェイクスピア』の船内、広いコントロールルームの中央に、巨大な円筒形の制御ボックスがあった。 その中に浮かぶ一つの影。 (被害確認・・・・・・艦艇構成に異常なし。演算機関正常稼動) エドワード・ザインはゆっくりと目を開いた。 (ゴーストハック、オートスタート。『翼』を射出。2秒後に拡散、『針』を射出) 今、その目には自分を追ってきた追跡者と、その船が写っている。 船は落とした。 あとはあの魔法士だけ。 自分に親切にしてくれた人、食料までくれた人。 でも、敵。 (拡散、『針』を展開) これで終わりだ。 炎使いではこの攻撃を避けることはできない。 破壊予測数よりも針の数が多くなる。 そして、絶対に避けられない。 地面に『針』が突き刺さる。 もうもうと雪と土砂が巻き上がった。 すぐさまセンサーが働き、生命反応を捕らえる。 まだ生きているらしい。 少しだけ驚いたが、すぐにI-ブレインに命令を送る。 (二対の『翼』を射出。1秒後に『針』を展開) ゴーストハックにより、『メルクリウス』に仮想意識を流し込む。 ふと、エドワードの表情が曇った。 一言で言うならばそれは迷いだろう。 エドワードが瞳を閉じる。 そして、再びその瞳が開かれたとき、そこには表情は無かった。 ただ、前を見続けるだけ、何も感じず、何も思わない。 「にんぎょう・・・・・・」 呟かれた言葉は、明確な声になる事は無く、気泡となってはじける。 直後、二対の『翼』が打ち出された。
辺り一面に雪と土砂が撒き散らされ、もうもうと煙が巻き起こる。 「まったく、やっちまった・・・・・・。俺って本当にダメなヤツだな・・・・・・」 晴れてゆく煙の隙間から、銀色の鳥を睨みつけ、ソラは毒づいた。 足元の血溜まりが、凄い勢いで大きく広がってゆく。 全身に力が入らない。 (思考ノイズを感知、エラー) 痛覚処理をできないソラの脳が、激痛に悲鳴を上げる。 視界が霞んだ。 血は、ソラの腹部から滝のように流れ出している。 避けそこなった『針』が腹部を貫通し、そのままソラを地面に縫いとめたのだ。 幸い、この『針』は本体から切り離されている為、今すぐ死ぬというわけではないが、このままでは動くことすらままならない。 次がきたらおしまいだ。 (全血液の23パーセントが流出、危険。生命維持の為、血液循環を制御) I-ブレインが警告を発すると同時に、流れ出る血液の量が目に見えて少なくなる。 生命の危機に立たされた為、I-ブレインの自己保存機構が働いたのだ。 ここでの働きは、傷口付近の血液の循環を止めることである。 だが、あくまで一時的な処置に過ぎない。 急いで傷をふさがなければ、最悪、死亡する。 「ああ、シリィを守ろうと思ってこの様か――」 格好悪いにも程がある。 単純な怒りだけで、勝てるはずは無い。 解ってはいたはずだが、やはり納得はできないようだ。 「本当に・・・・・・カ・・・ハァ」 呟く口から血が流れ出た。 そのまま激しく咳き込む。 そして、今まさに『翼』を打ち出そうとする『ウィリアム・シェイクスピア』を睨み付けた。 あの船にはエドワード・ザイン、施設の地下で出会った男の子が乗っているはずだ。 自分はあの子を殺せない。 命令云々ではなく、そう思う。 だが、あちらはどうだろうか。 この状況で『翼』を打ち出すことはこちらの死を意味する。 迷いはないということなのか。 ならば、自分はあの子には勝てない。 出血多量により視界が霞む。 二対の『翼』が爆発したように広がり、大量の『針』をばら撒く。 (危険。高密度情報制御を感知、回避・・・不能) I-ブレインが残酷な事実を告げてくる。 それにあの数だ、迎撃したとしても全て破壊することなどできない。 迫る『針』を見ながら、諦めにも似た感情が湧き上がってくる。 「・・・諦めさせてもらいたいものだが――」 (周辺情報を取得、『ラグナロク』起動プロセスを開始) 柱に貫かれたままの姿勢で『アポカリプス』を抜く。 もはや激痛は気にならない。 「――せめて、な・・・」 風が吹きはじめた。 ソラを中心として、風が吹く。 穏やかだったそれは、だんだんと激しくなり、ついには雪が混じり始めた。 (『針』との接触まで三秒。『ラグナロク』起動プロセス完了。防壁の展開が失敗。危険、防壁無しで使用した場合、使用者の安全が――) 「うるさい」 I-ブレインのエラーが瞬時に消え去る。 最後に残るのは、実行開始と表示されたウィンドウだけ。 起動すれば、自分が貫かれるのと同時に、ラグナロク(気化爆発)が発動するだろう。 「なんとかアイツだけ追い返すから、頑張ってロンドンに帰ってくれ。俺にできることはそれだけみたいだ」 届くはずが無いとわかっていて、呟く。 (『それと、守れなくてゴメン』) そして、届くはずの無いメッセージを送った。 『針』を睨む。 (『ラグナロク』起――)
(『アンタって、ホント馬鹿ね』)
「え・・・・・・?」 I-ブレインの動作が、一瞬遅れる。 ソラが呆然と立ち尽くす中、視界の隅に黒い影が映った。 船体の至る場所から煙を吹き、火花を散らし、しかし飛び続ける灰色の船。 ソラが反応するよりも早く、ソレは両者の間に割り込み――。 直後、鈍い音が響いた。
| <作者様コメント> はい、題八話をお届けします。 (あああああああ) ゴメンナサイゴメンナサイ。 ボリュームが増して、さらに次に続きます(−−; 一区切りのはずだったのですが、いやはやどうにも。 しかもなんだか話の雲行きが怪しいですし。 つたない文章ですが、暖かくみまもってくれるとうれしいです。 では、次回に続きます。 (題名が違うとの突っ込みは――お察しください) <作者様サイト> なし |