終わりの決まった『愛』の詩
『青』に包まれた世界・・・・。
彼女はそこに居た。
雲一つない、澄み切った『青』・・・・。
視界には、一点の光。
あの日、「彼」に教えてもらった、二人だけの、秘密の場所。
都合上、もう一人知られてしまったけど、「彼」は別に怒らないと思う。
「彼」は、そんな人ではないから。
「秘密の場所」より、大事な物を知ってるから。
彼女は、そこで待っていた。
別れが決まっていても・・・。
自分に幾ら言い聞かせても・・・・。
「愛する」ことを止められなかった、「彼」を。
先程、「同調能力」を使って、『声』をとばした。
あと、2分ほどで着くだろう。
泣いてはいけない
悲しい「別れ」になってしまうから。
笑わなければいけない
「彼」には、私の『笑顔』を覚えていて欲しいから。
最後に会った姿が、『泣き顔』なんて、嫌だから。
だから、私は、笑って迎えよう、と決めた。
「彼」の為にも。
「彼」が、私のことを重荷に感じないように。
ドアの開く音がした。
意を決して、空を見上げたまま、言葉を紡いだ。
「ここは、夜でも暖かいんですね。」
まだ、顔を見ることは出来なかった。
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闇鳴羚炬様よりいただきました。
きゃあ、あのシーンですね☆
フィアを見ていると、私はこうありたいと思うのです。
錬のような立場は主人公だからとれるもので、
現実はそんなものじゃない。
私、タクティクスオウガはロウルートが好き。
<作者様コメント>
初めての作品です。何分不慣れなもので、
打ち損じ等あるかもしれませんが、
大目に見てくだされば幸いです。(汗
短い作品ですが、思いつくまま書きました。
おかしいところ、ここはこうした方がいい、
など、幾らでも言ってください。ホントに。
特に題。いつも作文とかで題考えるのに時間がかかって・・・・。
今回の題も時間かけました。
その割にあまりいいものじゃないけど・・・。(本文も)
また思いついたら書きます。(思いつかないと書かない)
<作者様サイト>
なし